福岡県宮大工 田中建設

宮大工の伝統を今に伝える

コンセプト

先人たちの知恵と努力を
現代に活かす

一人前の宮大工になるまでには、俗に10年の年月を要すると言われています。
寺や神社の建築には、かなりの期間と手間ひまを要するため、一通りの技術を習得するまでに時間がかかってしまうから、ということなのですが、技術を身につける以上に難しいのが『木』を見る力です。人間に一人ひとり個性があるように、木にも1本1本違う特性があります。それをいかに見極め、どう活かせば、強く美しい建物ができるか。これは多くの経験と精進を重ねた者でなければ答えが出せません。
ですから、私たちは自らの仕事を『一生勉強』だと感じております。

社寺仏閣

当社では、およそ100年前から宮大工として社寺仏閣の建築に携わっております。改修や修復、移転などで、現存する社寺仏閣を目の当たりにするたびに、その技術の奥の深さに驚かされ、そして同時に、先人たちの知恵と努力が、現代の建築技術にも活かされていることを思い知らされます。

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復元建築物

国の特別史跡であり、日本一の規模を誇る弥生時代の環濠集落跡『吉野ケ里遺跡』の保存と活用を目的として、平成13年に開園した『吉野ヶ里歴史公園』。当社は木工事全般を担当。第1期工事では、平成13年に開園した北内郭の物見櫓や祭殿などを、第2期工事では2007年10月13日にオープンした南のムラの櫓や、高床建物、竪穴建物などの復元に携わりました。

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文化財復原

昭和53年に国の名勝に指定された福岡柳川の観光名所『柳川御花』と『西洋館』。2005年3月におきた福岡県西方沖地震をきっかけに、御花本館と西洋館の修復をすることとなり、当社が施工を受注。約18社の専門会社の協力のもと1年がかりで工事を行ない、2007年春に完成しました。

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100年住宅

当社では、日本古来の建築の良さを知っていただきたいと、木造軸組み工法で住宅建築を行なっています。

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作品