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原寸引き付け
原寸作業の床いっぱいに短計断面立面、部材そのものの大きさの断面立面の墨つけ。これが後の作業の要となるため、ミスが許されない。ベテラン棟梁でさえ、一番神経を使う部分でもあるとか。
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加工
製材された木材に、部材としての命を吹き込む。加工場で各部材に型版をもとに墨付けをする。暗号にも見えるこの墨付けを見て、大工たちが現場で各部材を刻み、彫刻を施す。
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適材適所
ひとつの建物を建てるために、多くの人と材を要するが、人にも木にも性格・特徴がある。それを見極め、配置するのが棟梁の仕事だと塚本棟梁は言う。
現場では決して多くを語ることなく、黙々と仕事をこなしているが、360度見渡せる目を持っているかのように、現場の様子、仕事の進み具合、職人の動きをすべて把握している。
現場の状況に、長年培ってきた経験をプラスし適確な判断をくだす。その判断で建物の善し悪し、また建物の寿命が決まるといっても過言ではない。ミスが許されないため、毎日の全ての作業に熱が入る。
職歴34年、ベテランの棟梁でさえ「仕事は難しい、簡単と思ったことは今まで一度もない」と言う。この言葉から、大工の仕事の奥の深さと、どんな仕事にも気を抜くことなく本気で取組む棟梁の心意気が伺える。
「仕事が大きければ大きいほど、難しければ難しいほど、完成した時の満足感が大きい」と棟梁。ひとつの建物に、棟梁はじめ多くの大工たちの心意気が吹き込まれて、何百年と耐え得る建物が完成するのだ。
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